三年勤め学ばんよりは、三年師を選ぶべし
<三年勤め学ばんよりは、
三年師を選ぶべし>
今日も鮒谷さんのメルマガからの学び!!
■「何を学ぶか」の前に「誰から学ぶか」なのである
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■人から学ぶときには
「その人の勝ちパターンが
自分に近いかどうか」
を一つの判断基準にすると
良いでしょう。
営業の話が分かりやすいと思いますが、
売上げを上げる営業にも
いろんなタイプがあるんですよね。
■力技とか圧で売る
豪腕タイプもあれば、
相談に乗る中で解決策を提示し
売る(売れていく)タイプもあれば、
仲良くなって、この人だから買おうかな、
と思わせるタイプとか、
さまざまです。
■以上はあくまで便宜的に
3つの型に切り分けただけなので、
他にもいろんなタイプがあるはずですが、
これから初めて営業に携わる
「相談に乗りながら売っていく
スタイルが向いている人」
が豪腕タイプのトップセールスに
師事したら、
ポテンシャルが発揮されることなく
潰されてしまうのが関の山でしょう。
他の異なる組み合わせにおいても
同様です。
■ここでいう勝ちパターンとは、
「結果を量産する方程式」
くらいに理解して下さい。
■それと同時に、
たとえ自分のタイプと似たタイプの人で
あっても
「どうもこの人は好かん!」
と思ってしまったら最後、
その人から極意、真髄を
学ぶことはできなくなります。
■表面的な学びはともかく、
深いところから理解する真の学びは
徹底した模倣から始まるわけですから、
リスペクトの感情なきところには
真の学びはない、
と言えるでしょう。
■もちろん人格面で尊敬できる人から
教わる機会があれば、
もっとも素晴らしいことですが、
そうでなくても
(人格面でのリスペクトはできなくても)
少なくとも、ある人の能力や才能、
経験、実績について、
尊重したり敬意を払う思いさえ持てれば
その人からは十分に学べるはず。
(中略)
■焦りや不安や心配から
「学ばなきゃ」
と思って、
とにかく目の前にある
学びのコンテンツに飛びつく、
そんな習性があると自覚する人は
一旦、冷静になるべきでしょう。
■こうしたことを理解した上で、
自分の似たタイプの人で、かつ、
人格や能力、実績でリスペクトできる人、
を先に探すのが、
一見、遠回りに見えて、その実、
最短で学びを加速させられる道、
であると思っています。
■こうした教訓について古人は
「三年勤め学ばんよりは、
三年師を選ぶべし」
と言ったのではないでしょうか。
■手当たりしだい学ぶのではなく、
まずは吟味する。
吟味に当たっては
1、結果の出し方のタイプが近いか
2、リスペクトできるか
の二つの点を意識する。
■その上で、これは!という師匠
(呼び名自体は師匠でも、先生でも、
メンターでも、ロールモデルでも、
目標でも、なんでもいいのですが)
を見つけたら、
そこで初めて、その人を徹底的に
模倣するのです。
■徹底模倣しようという気になれるし、
そのための取り組みもできるのは
1、結果の出し方のタイプが近い
2、リスペクトできる
の二つを満たしているから。
■もし、
1、結果の出し方が全く別のタイプ
2、人格的にもやり方的にも
リスペクトできない
のいずれか、あるいは両方ともで
あるならば、
そもそも模倣しようという気が
起こりません。
■そんな中でも頑張って
学べるところだけ学ぼうと思っても、
腰を据えて学ぶ気持ち自体が
起きてこないので、
結局、ものにならず、
時間やカネの浪費に終わるのです。
(大変実感が持てます)
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令和3年4月25日 平成進化論 6436号
■「何を学ぶか」の前に「誰から学ぶか」なのである
有限会社セカンドステージ代表取締役
株式会社ことば未来研究所代表取締役
鮒谷周史(ふなたにしゅうじ)
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