決断する速度、意思決定基準
「今日、車を乗り換えることにした。」
昨日、親戚から車の譲渡の話があった。
私の車は、また新人の頃にローンを組んで買った新古車の軽自動車。今月末に車検。車検を通してあと2年乗ろうかなという心づもりでいた。
昨日、母から電話があるまでは。
軽から普通車乗り換え、用途の違う車。維持費も鑑み、迷いはあった。
昨晩遅く、買取一括査定サイトに登録してみた。
翌朝8時から電話が鳴りまくる。
最初に電話を取った会社に来店した。
交渉して、この金額と出された金額を持って、帰りながら別な買取業者にアポ無し来店。
一店目より安い買取額を提示されたが、
結局、二店目で売却を決断。
一店目と二店目の差は何だったか、
買取金額の多寡ではなかった。
営業マンの話の内容の信頼性、熱意この2つだ。
店の印象も一店目の方が断然良かった。
二店目の営業マンは、私に体当たりしてくれて、
車にまつわる私のこれまでと未来を汲んでくれた。それをキチンと私に伝わるように伝えてくれた。「廃車にするまで大事に乗られてのですね」など。そして、車の買取価格はどのようにして決まるかしくみを説明してくれた。(軽自動車なら利益は15〜20万円利益が出るように買い取るそうだ。)これも直接口にしていないが、私のニーズだった。
質問にも徹底的に答えてくれて、いつでも何でも聞いてくださいと携帯番号入りの名刺を頂いた。
一店目の営業マンも対応は良かった。人当たりも良かったし、受け答えもしっかりしている。非常にスマートな印象。点数をつけたら合格ラインは行くのだろう。だけれど、決断に至らせる熱意、こちらのニーズを汲み取ろうとしてはくれているのは感じるが教科書通りな感じで何かが弱い印象。
決断は、翌日。それも営業マンの話を聞いて。
意思決定基準、それと決断を早くすることが大切というのが今日の話題。