リバウンドを制するものはゲームを制す【毎日更新30日目】
「リバウンドを制するものはゲームを制す」
この言葉は『スラムダンク』を一読した人はご存知だと思います。
湘北のキャプテン赤木が桜木花道に言ったひと言です。
英語で書くと、
"The player that controls the rebound, controls the game."
(英語版の漫画スラムダンクより)
ここでのcontrol(コントロール)の意味は「支配する」みたいな感じで、
つまり「リバウンドを支配する選手が試合も支配する」ということです。
この言葉はバスケットボールにおいて、「リバウンドが大切」というひとつの文化を作る言葉だったと思います。
リバウンドとは、誰かがシュートして外れたボールをジャンプしてキャッチして自分のものにすることです。
これを自分に置き換え、
ビジネスにおいてのリバウンドを制する。
「◯◯」を制する者がビジネスを制す。
昨晩はスラムダンクを名シーンを
思い出しながら、そんなことを学び、
考えていました。
余談ですが、このリバウンド、
こぼれ球以外は、空中で取ることが
ほとんどですので、
リバウンドは背の高い人、ジャンプ力のある人が有利です。
しかし、サイズで劣ってもリバウンドを取ることができます。
それは、「ボックスアウト」(以前はよくスクリーンアウトと言っていた)です。
これは、
リバウンドの際に好位置を保つために、
守っている側が、攻めている相手に対して
素早くターンして背中を向け足を広げ、
腰を落とした姿勢で体を使ってブロックし、
相手チームのプレーヤを押し出し、リング近くのリバウンドの好位置に入れなくするプレー
のことです。
先日の東京オリンピックで、
リングから6メートル以上離れたライン手前からの3点シュートを面白いようにバシバシ決めて、見事銀メダルを獲得したバスケ女子。
決勝までの5試合での、3点シュート成功率平均41%です。49%の試合もありました。
その数字は世界のどのチームも羨ましいと思うものです。(※)
しかし逆に見ると、世界トップレベルでも、
シュートの半分は外れます。
その外れたボールを掴めれば、
次は自分のチャンスです。
リバウンドは遠くても3メートル以内に
落ちます。
シュートを打ってから落ちてくるまでは
平均3秒です。
シュートを打たれた瞬間というのは最大の
ピンチです。
しかしこの瞬間に次のリバウンドに備えて
どんな準備をするか。
これが、非常に大切だな、
と中学高校のバスケットボールの経験も
振り返りながら、冒頭の言葉から派生して
考えていました。
【第0瞬間を制する者は試合を制す】
https://since2018.jp/knowledgebase/words/2189/
※絶対に知っておきたいリバウンドの秘密【ボックスアウトのコツ】
https://bbfuturelabo.net/2020/03/20/rebound/
※「日本はバランスの取れたチーム」女子バスケ銀メダルの快挙に米メディアも賛辞!「指導ビデオを作れるほど」【東京五輪】
https://www.google.co.jp/amp/s/thedigestweb.com/basketball/detail/id=45138%3fmobileapp=1